30歳で取得したサラリーマンのザ・クラスが到着!!開封の儀
今回、8月のお盆の時期にゴールドデスクのメンバーサービスに「ザ・クラスの申込書が欲しい」というお願いをして申込書をゲットしました。(いわゆる突撃です)
その後、淡々と事務手続きが終わり、昨日9月1日に念願のザ・クラスカードを手に入れました。
JCBのザ・クラスがプラチナなのか、ブラックなのかという論争を繰り広げておりますが、まぁカードはカードですし、S枠は人ごとに異なるわけであり、コンシェルジュサービスはついているので、どちらでもいいのかなと思ってしまいます。
とはいいつつ、念願であったザ・クラスを取得できたので一つの目標をクリアすることができました。このためにクレヒスを2年近く磨いてきたかいがありました。
私のザ・クラスまでの取得スケジュールは以下のとおりです。
- 突撃のためゴールドデスクに電話(8月15日お盆休み中)
- 申込書の到着(8月19日)
- 申込書の送付(8月20日)
- MyJCBエラー(8月24日)
- カード到着(9月1日)
ざっとカード申し込みからカード受け取りまで半月かかりました。特に申込書を送ってからエラーまで5日程度とかなりスピーディーなのかなと思っていましたが、それ以降のカード発送で約1週間かかっていました。
封筒を開けると重みを感じるケースが 入っています
実はザ・クラスのカードはこのケースの中にはなく、この裏にカードがくっついています。こちらの箱の中身は規約と案内用紙になります。
こんな感じ。
ザ・クラスのサービスガイドと案内、規約集となります。
コンシェルジュにプライオリティ・パスを依頼
プライオリティパスとは、有料海外ラウンジが使える会員権になります。スタンダード、スタンダード・プラス、プレステージと会員にもランクがあり、年会費と都度利用料金がそれぞれ変わります。
JCBザ・クラスにおけるプライオリティ・パスについては、プレステージ($399US 約4.3万円 17/9/3レート)会員権が無料で付与される特典があります。さらにJCBだけの特典で、随行者1名も無料!というのがうれしいです。(一般的には請求はされますが、JCB側で1名分だけ無料処理をするようです)
ザ・クラス所持になり、クレジットカードの毎年の年会費が10万円オーバー
私が現在所有しているカードは以下の通りになります。2015〜2016年ごろから陸マイラーとして活動を初めて2016年にANAのプラチナメンバーになったことをきっかけにいろいろと趣味の活動を行ってきました。
完全に自己満足というところでありますが、
1年間のカード年会費の合計が106,920円(家族カード含む)予定どおりなるべくしてなった感じはあります。
クレジットカード特典による割引
10万円を超える年会費を払ってまで・・・と思いますが、実は意外と特典もあります。これらを組み合わせると実質年会費は以下のようになります。
クレジットカード名 | 年会費 | 特典利用料 | 実質年会費 | 備考 |
ザ・クラス | 54000 | 30280 | 23720 | メンバーズセレクションTDR特典 海外旅行保険(香港大人2人 2回) |
SPGアメックスカード | 33480 | 33733 | -253 | W香港(休日スタンダードルーム) |
ANAゴールド | 19440 | 16000 | 3440 | @4000×2人、年2回 |
合計 | 106920 | 80013 | 26907 |
|
*SPGのみは家族カード作っていません。年会費が15000円程度かかる上、宿泊特典がないなどあまりメリットが無いと考えます。
*W香港に宿泊した場合は、実質3万円以上の部屋料金となるのでカードを作った方がお得になります。
上記表の通り、私は年2回程度海外に行きラウンジも利用しています。この実費について特典利用分から差し引くと、10万円超えのカードがなんと27000円程度まで落ちます。
プライオリティ・パスを特典換算すると年会費よりも良いカードの組み合わせになる
クレジットカード名 | 年会費 | 特典利用料 | 実質年会費 | 備考 |
ザ・クラス | 54000 | 73280 | -19280 | メンバーズセレクションTDR特典 海外旅行保険(香港大人2人 2回)、プライオリティパス(4.3万円) |
SPGアメックスカード | 33480 | 33733 | -253 | W香港(休日スタンダードルーム) |
ANAゴールド | 19440 | 16000 | 3440 | @4000×2人、年2回 |
合計 | 106920 | 123013 | -16093 |
私は年2回程度しか海外に行かないものであり、なおかつANAのプラチナメンバーであるので、特にメリットはありませんが、プライオリティ・パスをガッツリ使う方に取ってみると、年会費よりも特典利用が上回ります。
私は、ダイニング30やグルメベネフィットを利用すると更に安くなると思われます。ただ、私自身、ダイナースクラブのカードを保有した時は、エグゼクティブダイニングは使っていませんでした。その為今回は試算には入れておりません。
何が言いたいのかと申しますと、
あなたのライフスタイルに上記が入る方であればこちらの組み合わせがおすすめであるということになります。
クレジットカードの年会費については賛否両論ありますが、私はカード年会費は必要経費と思っています。年会費2000円のカードでもためらう人もいれば私のように突撃をしてまでザ・クラスを取得する人もいます。まぁここは価値観ですね。というよりも趣味の世界に入ります。
この組み合わせで、月あたり8910円。飲み会1〜2回程度分と思えば可愛いものです。これで海外旅行の保険やプライオリティ・パス、SFC、SPG・マリオットゴールド会員(食事代・無料宿泊)、ザ・クラスではディズニー関連の優待やメンバーズセレクションなど。 よっぽど意味のない形だけの飲み会よりも有益になります。(まぁ飲み会も重要ではあるとは思いますが)
30歳と1ヶ月でカード取得の目標をクリア
私自身、妻とディズニーに行くことが多かったため、ザ・クラスについては前々から調べておりました。一方で、当時20代であった私は、これと言った特徴はなかったため、諸先輩方のブログを拝見させていただき、20代でクレヒスは傷つけたくないという観点からザ・クラスの取得は諦めていました。
その間に、ANAのプラチナメンバーが陸マイラー活動を通してマイルを貯められること、そして費用を最小限に上級会員であるSFCに狙いを定めました。
また同時にクレジットカードのポイントを捨てるという結論をしました。それは、JCBザ・クラスの取得を目指すため、JCBゴールドに決済を集中させるためです。
はっきりいって、JCBの還元率は0.5%程度(メンバーランクで若干異なる)であるため還元率はよくありません。
年会費無料の楽天カードなどで1%還元やポイント二重取りなどできるだけポイントを逃さないような工夫をしていました。それでも100万円の1%で、1万円程度となります。
つまり、ポイントを貯めるという目的で考えるとステータスカードは圧倒的に不利になります。(ダイナースプレミアムなどを除きますが・・・)
ポイント取得はそれだけに外食モニターを使った
一方で、ファンくるやポイントタウン、ハピタスなどのポイントをサイトを経由すると、1回の飲み会で1万マイルが貯まるなど、意味がわからないような高還元のある仕組みを見つけました。
つまり、ポイントを貯めるために外食をするという選択肢を取りました
日頃の生活費の決済はすべてJCBゴールドカードを使いJCBに対して利用実績を作ります。携帯やら光熱費やら幹事をした時の決済やらをすべてJCBに集結させます。
そして、ポイント(マイル)を貯めるためだけに外食をして、超効率よくマイルを貯めるという選択肢を取りました。
JCBでは12月15日〜1年間で利用実績を集計してステータスを与えているので、2暦年度の利用実績を貯める必要があると考えました。
2暦年度というのは、JCBザ・プレミアの招待が連続2年で100万円を超えたらインビテーションが発行されることに由来します。
そこで、SFC修行をしつつ、できるだけ多くの決済はJCBに集約を行うことにして、2暦年度で各100万円を超えるようにしました。
まとめますと、
2017年8月に突撃を前提とした場合、2017年の7月までに100万円、2016年度内で100万円を最低基準にしたため、2016年の1月にJCBオリジナルシリーズのゴールドカードの会員になり、19ヶ月をかけて実績を磨いてきました。
ザ・クラスを目指す方へ 生活資金は低還元ながらすべてJCBに集約。クレジットカードポイント還元を捨て、ポイントは自分で貯める
ザ・クラスを目指すなら長期的な利用実績が必要であると考えます。そのため、クレジットカードの決済を集中させて日常的に利用しているカードとする必要があります。なので、カードのポイントは捨てましょう。カードでマイルを貯めようなんていう考えはやめです。
マイルやポイントは、ポイントサイトで飲み会などを通して貯めましょう。かんたんです。月に1万マイル程度であればかんたんにたまります。
そして、JCBザ・ゴールドについては、死蔵カードにはせず、徹底的に使いまくりましょう。私は家族カード1枚(無料)を発行して、妻を巻き込みほぼすべての決済を集中させていました。
2017年8月からザ・クラスの突撃が難しくなったという話もありますが、私自身も取得できていますのでまだまだ諦めは不要であると思います。あなたが、素敵なライフをおくれますように私の知見をお話させていただきました。